北朝鮮の動向
北朝鮮がかってない頻度でミサイルの発射を繰り返している。10月4日には5年ぶりに日本上空を通過した。飛行距離は4600キロと推定される。北朝鮮の意図はどこにあるのか。
これは、日米韓に対するけん制だろうと言われている。この夏、米軍と韓国軍は4年ぶりに朝鮮半島有事を想定した大規模な合同軍事演習を行った。先月30日には米原子力空母も加わって日米韓3か国による共同訓練も行われている。
日本政府は、北朝鮮のミサイル開発計画は猛スピードで進んでいると分析している。核実験についても、今月16日からの中国共産党大会以後に実施するかもしれないと言われている。
こうした中、政府・自民党内からはさらなる安全保障の備えが必要との声が上がっている。浜田防衛大臣は、「反撃能力」をも含め、あらゆる選択肢を検討すると述べた。北朝鮮の脅威は国民保護の観点からも早期の取り組みが必要だろう。
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