かくれ里

土曜日, 11月 25, 2023

カンレンボク

 

一昨日、長居植物園でスナップした樹にはカンレンボクと書かれてあった。撮影場所のエリアは、⑰ 芝生広場だった。初めて知った樹木の名前だったのネットで調べてみた。

 カンレンボクとは、中国、チベットを原産とする落葉樹で、大正時代に渡来したそうだ。夏に淡黄色の花を咲かせ、秋には黄緑色の球形の集合果をつける。用途は街路樹や家具などの加工材に使われるようだ。果実・根・茎葉に抗癌効果があるようだが、副作用が強いので現在では使用されていないようだ。

 中国では。カンレンボクの生命力が強く、果実を多数成らせることから、子々孫々繁栄を表す喜びの木ということで、喜樹(キジュ)と呼ばれているらしい。

 長居植物園ではこの樹が数本あって、どの樹も沢山の実をつけていた。夏には花もみられるようなので、来年の夏を楽しみにしていよう。