かくれ里

木曜日, 3月 07, 2024

株  価

 

日経平均株価が4万円の大台を超えたと大騒ぎだ。30数年前のバブル絶頂期の水準を超えたというのだ。日経平均株価は、バブル崩壊後低迷が続き、失われた30年と言われていた。しかし、今年に入って急ピッチで値上がりしたというのだ。だがバブルの時のような熱気は感じられないという。

 この度の株高の要因はいくつかあると言われているが、円安もその一つだろう。アメリカの経済が好調なのも一因のようだ。一方、日銀がマイナス金利を解除しても金利差は縮小せず、円安・ドル高の構図は続くというのが市場の見通しのようだ。

 個人投資家向けの優遇税制「新NISA」も株高に拍車をかけているというのだが、市場関係者からは、「投資」というよりも「投機」になっているという指摘もあるようだ。

 いずれにしても僕には関係のないことだが、若い世代にとって株の取引はスマホでも簡単にできる時代になった。投機となればリスクも考えなければなるまい。