ビデオ戦争
1970年代の初めは家庭用ビデオの聡明期で様々な規格の商品があった。このころから、僕はテレビ映像の録画については非常に関心が深かった。そんなわけで何種類かの方式の物を使ってみた。
しかし、規格が統一せず、価格の面でも家庭用としては普及しなかった。1975年になってソニーが文庫本サイズのカセットを用いるベーターマックスを発売した。これに対してビクターがMローデングのVHS方式を発売した。
家庭用ビデオは、最終的には「ベーター方式」と「VHS方式」に集約されることになった。その後ベーターとVHSの競争は続いたが、最終的にはVHSに軍配が上がった。
VHS規格は世界の標準方式となり、最盛期の全世界での普及台数は9億台以上に達したと言われていた。しかし、規格争いに勝利したVHSも、2000年代から映像記録媒体が光ディスクに移行したことで2010年代に終末期を迎えた。
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