かくれ里

土曜日, 4月 26, 2025

元禄文化

 

17世紀後半から18世紀初頭にかけての日本列島の文化は、農村における生産の発展と、都市町人による経済活動の活発化が顕著になった。この頃のことを元禄文化という。 

毎週日曜日、大河ドラマの「べらぼう」を観ている。時代は江戸時代中期。承久の乱から500年ほどたった。武家社会もこのころは落ち着いて、文芸・学問・芸術の著しい発展が見られた。

今年の大河ドラマの主人公の蔦屋重三郎は、版元として活躍した人物だ。1770年代から80年代にかけて、江戸の版元として文化隆盛の一躍を担い、多数の作家、浮世絵師の作品刊行に携わった。 

ドラマでは、吉原遊郭と江戸幕府の様子を織り交ぜて展開していくが、一寸理解に苦しむところもあるが、フィクションであるのでそのあたりは考慮してみている。