かくれ里

木曜日, 1月 26, 2006

DVDのこと

 
 最近、DVDビデオデコーダーがものすごい勢いで普及している。もはやVHS方式のビデオデッキは過去のものとなくなりつつある。まさかこんな速度で普及するとは思ってもいなかった。

 数年前、どこかのBBSに、「近い将来DVDに録画が出来るようになって、今のビデオテープに取って代わるだろう」と書いたことがあるが、それから1年もしない間に録画の出来るDVDビデオデコーダーが市場に出回ってきた。

 最初はDVDのみだったが、VHSとダビングの出来るものや、ハードディスクを内臓したものが市場に出てきた。最近は大容量のハードディスク内臓で、地上アナログ、地上デジタル、衛星デジタルのチューナーがついたハイビジョン録画の出来るものが主流なりつつある。僕が驚いているのは価格である。ビデオデコーダーが普及してきた経緯から考えるとあまりにも安過ぎる。今の価格の数倍はしてもいいだろう。ただ、それではこのような急激な普及はなかったと思う。メーカー各社の努力に敬意を表する。今の消費者は幸せだ。

 ところで、操作性についてであるが、アナログ時代に育った者には理解しづらい操作でも、現代の若者たちには難なく受け入れられているようだ。僕の6歳の孫は、自分で勝手に録画や再生をやっているそうだ。プロとしてはもっと勉強しなければなるまい。