かくれ里

月曜日, 2月 06, 2006

マンサクの花



 早春に咲く木々の花は黄色系のものが多い。そのなかでもマンサクは花つきがよく、この花の木が群生している山肌は薄黄色に色づいて見える。

 マンサクの語源は春先に、ほかの木に先駆けて「まず咲く」からついたといわれている。また「豊年満作」の願いを込めてつけられたとも言われている。

 芽吹きのころのマンサクの樹皮は粘りがつよく切れにくいので、昔は縄として薪をしばったりするのに利用されていたらしい。

 今年はこの花をまだ見ていないが、時間があればマンサクの咲く山に出かけたいと思っている。