かくれ里

火曜日, 3月 21, 2006

一周忌法要

 母が去年3月20日に92歳で亡くなってから一年が過ぎた。19日の日曜日には親戚の方々に集まってもらい、檀那寺の誓源寺に於いて一周忌の法要を行った。

 あっという間の一年間だったが、この間に仏教について少し関心を示すようになった。生前の母は、妹夫婦と同居していて、先祖の仏壇も母たちが祀ってくれていたので、僕は呑気だったがこれからはそうも言っておれないだろう。

 兄妹で話し合って、仏壇は今までどおり妹たちに祀ってもらうことにして、僕は自宅で日牌することにした。そして、遅ればせながら、正信偈や讃仏偈の写経も始めた。

 我が家の宗派は浄土真宗本願寺派だが、母が、生前に高野山の恵光院にお参りしていた縁もあって、30年ほど前に高野山の墓所に父のために小さな墓石を建てた。今、母もその墓に一緒に入っている。彼岸の中日の今日、高野山にある両親の墓に、一周忌の法要が滞りなく済んだことの報告に行ってきた。