フルHD(フルハイビジョン)とは?
テレビ映像は、走査線と呼ばれる横に走る映像の帯が多ければ多いほど解像度が高くなり、詳細な表示ができる。現在のアナログ放送では走査線の数は525本だが、ハイビジョンの地上デジタル放送では、走査線の本数は1125本。これが美しい映像の秘密なのだ。ところが、現在の薄型テレビでは解像度が水平1366×垂直768画素程度のものがほとんどで、垂直方向の画素数がまったく足りないため、すべての走査線が表示できない。
これに対し、解像度が水平1920×垂直1080画素以上のテレビは、ハイビジョン放送で送られてきた高画質映像を余すことなく映し出すことができる。そのためこれらの解像度を持つテレビのことをフルHDと呼んで区別する場合が多い。
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