かくれ里

土曜日, 5月 05, 2007

浮世絵展


  毎年、春と秋の二回、天王寺公園で山野草展が開かれる。5日、Tさんを誘って見物に行った。この催しは毎回訪れているが、今年は写真撮影禁止と言うことで、デジカメを持っていったのに一枚も撮れなかった。

 天王寺公園には大阪市立の美術館がある。ただ今は、フランス国立ギメ東洋美術館の浮世絵のコレクションの中からから、選りすぐりの名品約190点が展示公開されていた。

 評判は聞いていたので是非見ておきたかった。入り口で入場制限をするほど混雑ぶりだったが、20分ほど並んで展示場に入った。うわさどおり素晴らしいものばかりだった。歌麿・写楽・広重などの版画や肉筆画が額におさまって展示してある。

 圧巻は、葛飾北斎の最晩年傑作とされる「龍図」は、東京の太田記念美術館にある「虎図」と対幅であることがわかり、今回並べて展示してあった。これは世界初公開と言うことだ。