新型インフルエンザ
新型のインフルエンザの発生が話題になっている。発生すると感染が急速に拡大すると懸念されている為、厚生労働省はガイドラインを公表した。政府の試算では、新型のインフルエンザがわが国で発生した場合、最大3200万人が発症し、64万人が死亡する可能性があると推測している。
これによると、流行時には最大で民間企業の従業員の40%が欠勤すると想定している。又、買占めで食料品や生活必需品の不足がするだろうし、物価も上昇する。在宅勤務の増加でインターネットにも影響が出て一時的に通信速度が低下するなど、かなり細かいところまで記述されている。
ガイドラインでは企業だけではなく,ライフラインへの影響についても予想していて、交通、電力、通信、金融などすべての面で影響が出ると書かれている。このガイドラインは専門家会議で検討され、一般からの意見も聞いた上で、9月をめどに正式に決定するとのことだ。
厚生労働省はインフルエンザ治療薬タミフルの備蓄量の倍増なども検討しているようだ。いずれにしても、もし、流行があっても発症しない体力を整えておくことが肝心だろう。日々の生活に留意しよう。
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