かくれ里

日曜日, 10月 03, 2010

フロッピーディスク


 既に、過去の遺物かと思っていたフロッピーディスクが今脚光を浴びている。厚生労働省の文書偽造事件で、押収したフロッピーディスクを改ざんしたとして、大阪地検のエリート検事が証拠隠滅の容疑で逮捕された。

  そして、数日後には、尖閣諸島沖事件の政府の対応に対し、抗議の文章の入ったフロッピーデイスクと包丁を持って、首相官邸に男が出向いた事件が発生し、報道メディアをにぎわしている。

  フロッピーディスクは磁気ディスクの一種で、当店も、事務用にパソコンを導入した1985年頃からデーターの保存用に使っていた。この頃は5.25インチ型の紙製のものだった。暫くしてプラスチック製の保護ケースに入った、3.5インチ型の物が主流になって来た。

  やがて、インターネットの普及などもあって、光磁気ディスク(MO)や光学ドライブで書き換えの出来るメディアが広まり、さらに、USBメモリーに代表される高速で大容量のフラッシュメモリー等が広まって、フロッピーデイスクは過去のものとなった。