かくれ里

水曜日, 5月 18, 2011

再生可能エネルギー


 原子力発電は、石油、天然ガスなどの枯渇性燃料の有限性への対策と、地球温暖化の緩和に対して、国策として推進されてきた。しかし、今回の原発事故によって、エネルギー問題が再びクローズアップされている。

 そこで、最近ニュースなどで良く聞かれるのが「再生可能エネルギー」という言葉だ。これは自然現象を利用し、極めて長期間枯渇しないエネルギー源を指すが、持続的に利用できることが条件になる。

 エネルギー源としては、直接的には、太陽光や太陽熱を、発電、暖房、照明等に利用する。間接的には、水力、風力、海流、放射冷却、海洋温度差、地熱、バイオ燃料などがある。

 しかし、いずれの場合も効率はあまり良くなくて、代替エネルギーとしては、かなり大規模な設備と資金が必要になる。だが近年は、世界で新設される発電所の約1/3が、再生可能エネルギーとなっているそうだ。