かくれ里

水曜日, 4月 27, 2011

被災地訪問



 27日、天皇皇后両陛下が震災後初めて東北の被災地を訪問された。早期の訪問を希望されていたようだが、現地の復興作業などの負担にならないよう気遣って、東京や千葉などの4ヵ所の訪問を続けておられた。 

 両陛下の被災地への訪問は20年前から行われている。大きな災害が起こるたびに現地に足を運び被災者を見舞ってこられた。

 被災地をお見舞いされる際は、必ず日帰りのスケジュールを組まれている。そしてなるべくヘリポートから近い場所の避難所を最小限の車の移動で訪れている。被災地に負担を掛けないような配慮をしているのだ。
 
 両陛下からねぎらいの言葉を掛けられた被災者たちはどんなに元気づけられたことだろうか。日本国は、古くから天皇陛下を頂点とする伝統文化に培われた国です。この度の様な大震災にあっても、平静を保っておられるのはこうした古い歴史があるからであろう。