かくれ里

金曜日, 4月 22, 2011

Fukushima 50


 福島原発事故に対しては、東京電力の責任を追及する意見が多く聞かれるが、現場では同社の社員や関連会社の社員たちが、放射能の危険と戦いながら命がけで奮戦している。

 ウィキペディアの記述によると、3月11日発生の地震と津波によって原子炉の冷却機能が停止し、水素爆発などが発生して放射能が飛散した可能性がある為に、大部分の社員は避難したが、約50人は現地にとどまって被害の食い止めに尽力した。

 このことを外国メディアが、彼らを、地名と人数を合わせた「Fukushima50」という呼称で呼び始め、大々的に報道されている。その後人数は増えていったものの「Fukushima50」という名前はそのまま使われているそうだ。

 しかし、国内のメディアはこのことに関してはあまり報道していない。実際のところ、現場では想像を絶する作業の連続だろう。ともかく一日も早く終息に向かって欲しいものである。