かくれ里

土曜日, 5月 28, 2011

IAEA( 国際原子力機関)


 東京電力福島第一原子力発電所の事故調査に来日したIAEAの調査団は、事故の経緯や対応について原子力保安院などから説明を受けた。調査団のメンバーは原子力の専門家18人で構成されている。

 調査団のウエイトマン団長は、調査結果は来月開くIAEAの国際会議で報告し、日本の経験を国際社会の教訓にしたい。そのためにも、すべての情報の公開をしてほしいと述べた。

 この機関の設立は1957年で、本部はオーストリアのウイーンにある。加盟国は144カ国で現在の事務局長は日本人の天野之弥氏である。活動の内容は、原子力技術の平和利用への促進と、軍事への転用の監視と防止。

 調査団は事故現場を視察した後、その結果の概要は6月1日に日本政府にも提出するとしている。