かくれ里

金曜日, 10月 21, 2011

TPP


 ニュースなどで話題になっている「TPP」について調べてみた。環太平洋経済連帯協定の略称で、2006年5月に発効した自由貿易協定である。日本も参加を検討しているようだ。

 TPPのメリットは、輸入に関税が掛からなくなるため輸入品を安く国内に持ち込むことが出来る。一方国内の生産者(農家など)は競争力を失うことになる。

 現在、日本では農作物の関税が高い割合で掛けられている。例えば、コンニャク芋(1706)、精米(778)、小豆(403)、バター(360)等、つまり、関税が高く設定されている品目ほど「国産品を守りたい」と思っている項目だ。

 発効当時は4ヵ国だったのが、2009年に米国の参加表明により関心が高まり、参加国の増加が見込まれている。TPPに参加すると、物品の関税は例外なく10年以内にほぼ100%撤廃することが原則となっているようだ。日本の参加については、賛否色んな意見がある様だが、僕には判断できない。