かくれ里

金曜日, 1月 13, 2012

シルバー人材センター


高齢者の雇用に関する法律に基づいて各地域にシルバー人材センターが設置されている。高年齢者の自主的な団体で、臨時的・短期的な仕事を請負・委任の形で行うが、職業あっせんの組織ではない。

会員は概ね60歳の定年退職者や、家業の一線を退いた人たちがが対象で、運営費の一部を国が補助している。会の運営は国や市町村ではなく、会員の中より互選された役員によって自主的に行われる。

会員の多くは、健康維持と小遣い稼ぎの目的で利用しているようだが、最近は収入の確保のためへのウエイトが、高くなっているそうだ。

一般的に、直接雇用や労働者派遣を受けるより安価なため多くの企業が利用している。しかし、非営利事業のため、地域の一般業者と比較して価格設定が安くなっているものもあって、民業を圧迫するとの批判を受けることもあるようだ。