かくれ里

日曜日, 10月 14, 2012

世界銀行


48年ぶりに東京で開かれた世界銀行総会は13日に閉幕した。世界銀行は、第2次世界大戦で荒廃した国々の復興資金を援助するための貸付機関として1945年に設立された。
 
日本も世界銀行からお金を借りてインフラ整備を行った。借款を受けたのは1953年から1965年までで、総額 86,290万ドルだ。東海道新幹線や東名高速道路はこの借款で造られた。
 
方や、日本は、1954年から途上国への技術援助を開始している。1958年からは途上国に対して円借款の供与を始めている。つまり、一方で、お金を借りて開発を行いながら、一方では途上国にお金を貸していたのだ。
 
 世界銀行への返済は1990年までかかったそうだが、これは、利子を含めた返済金を長期にわたり、継続的に、世界銀行に資金を供給するためだったのだ。