かくれ里

金曜日, 10月 05, 2012

カメラ業界の今後


日本ブランドの商品が世界で上位のシェアーを占めていたのは過去のことで、僅かに維持しているのは自動車とカメラぐらいだろう。特にデジタル分野ではカメラの強さが目立つ。
 
デジカメが本格的に普及始めた2000年代に家電系メーカーが参入し、ミラーレス一眼など、それまでになかった商品を発売。キャノン、ニコン等の専門メーカーと競り合っていた。
 
しかし、デジタル化で起こるカメラ業界の変動は生々しく、今カメラ業界を脅かしているのはアップルとサムスン電子だ。日本のカメラメーカーが台湾のメーカーに製造を受託続けた結果、彼らの技術が飛躍的に上がった。アップルがカメラに進出しようと思ったら簡単だ。
 
  それに、わざわざカメラに参入しなくても、スマートフォンなどに内蔵されたカメラはかなり高機能になっている。日常的に使用するならスマホでの撮影で事足りるし、すぐに写真をネット上に掲載できる利便性もある。日本勢はスマートフォン事業では太刀打ち不可能だ。これからのカメラ業界は一体どうなっていくのだろうか。