かくれ里

水曜日, 10月 03, 2012

吉田 茂


日本の内閣総理大臣は明治維新後の伊藤博文氏から、現、野田佳彦氏で62人目である。内閣としては95代目だ。歴代の総理大臣の中では何と言っても戦後間もなくから、通算2600日間に亘り務めた吉田 茂氏が一番だろう。
 
敗戦の混乱期を卓越したリーダーシップで日本国を独立に導き、現在の日本の礎を作った人である。彼を取り巻くブレーンも素晴らしかったと思うが、やはり、良識のある賢い人だったのだろう。
 
明治11年、高知県で生まれ、東京帝国大学を出て外交官になる。昭和10年に57歳で退官する。昭和21年、自由党総裁就任を受諾、第一次吉田内閣が成立する。昭和23年から29年にかけて第二次~第五次内閣を経て76歳で総理を退く。
 
  この間に、日本憲法公布・対日平和条約調印と日米安全保障条約調印を行っている。昭和42年10月20日に89歳で死去するまでも政治の黒幕として存在していた。NHK制作のドラマ『負けて、勝つ』が放送中である。10月6日土曜日が最終回だが、これまで4回は全部観た。録画もしてある。