かくれ里

火曜日, 11月 13, 2012

造幣局


造幣局はお金を造っているところというのは誰もが承知しているが、平成15年4月に国の機関から、独立行政法人になった。造幣局の職員は国家公務員としての身分が保証されている。
 
造幣局の業務は、貨幣 (硬貨のみ、紙幣は印刷局) 勲章・褒章(文化勲章や紫綬褒章など) や、金属工芸品(高校野球の優勝盾、メダル)などの製造を行っている。
 
大阪造幣局のさくらの通り抜けは有名だ。僕も一度だけ行ったことがある。数十種類の八重桜がライトアップされて見事だ。毎年4月中ごろの1週間で100万人近い観桜者がある。
 
今朝のニュースでは、バングラディッシュの硬貨の製造を受注したとの事だ。造幣局が海外の一般硬貨を製造するのは、戦後初めてだそうだ。国内の貨幣の製造量は電子マネーなどの普及によりここ数年減り続けている。このため国は外国貨幣の受注拡大を目指す方針のようだ。