新内閣
昨日の特別国会で、安倍晋三氏が内閣総理大臣に指名され、皇居での認証式を経て公明党との連立による第2次安倍内閣が発足した。副総理兼財務相になった麻生氏とのタッグで経済の再建に取り組むようだ。
安倍総理は、目前の危機を打破する覚悟で「危機突破内閣を組織をした」と、記者会見において語った。各大臣には、ベテランと若手を適所に配置し挙党体制の内閣が誕生した。
安倍内閣の重要課題はデフレ克服と日米同盟の再構築を掲げている。初閣議では今年度の補正予算と来年度の当初予算と合わせ切れ目のない財政出動をすることで景気浮揚を図る旨指示した。安倍氏は、日程の調整がつけば年初にも訪米し、オバマ大統領との首脳会談で日米同盟の重要性を確認したい考えの様だ。
2006年から約1年間政権を担当した安倍氏だが、病気を理由に退陣した。この度、再び首相の座に就いたが、首相経験者の再登板は戦後では吉田茂氏以来だそうだ。健康のことも心配だが、長期政権に向けては来年夏の参院戦が最大の関門になるだろう。
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