かくれ里

水曜日, 2月 20, 2013

排他的経済水域


海洋は、自由航行の認められた公海と、沿岸国の主権が及ぶ領海が定められている。領海は国によって様々な距離が主張されていたが、国連海洋法条約が出来て、領海は12海里と定められた。それからさらに12海里沖までが接続水域と決められている。
 
国連海洋法条約では、自国の沿岸から200海里(約370km)を排他的経済水域として決められている。この範囲内の水産資源の管理や鉱物資源などの採取の権利がある。
 
最近の報道で、南鳥島の排他的経済水域の海底に、希少金属のレアメタルの存在が確認されて調査に乗り出したと報じていた。水深5000mの泥の中に多量に存在している様で、泥を採取して採算が取れるかどうか調べているそうだ。
 
  もしこれが実現すれば、日本の年間必要量の230年分のレアメタルが確保できると言うが、そんなにうまくいくのだろうか。注目していよう。