かくれ里

金曜日, 10月 17, 2014

資源バブル時代の終焉


   原油価格が低下している。原油は現在過剰になりつつある。アメリカはシェールガス革命で輸入国から輸出国になってしまうし、ヨーロッパ経済も不調だ。WTI価格は直近では2割以上低下している。

 

さらに中国の景気減速が著しく、鋼材の在庫が倉庫に山済みで鉄鋼生産は減産に踏み切った。当然燃料の原油もいらなくなる。世界中から資源を買いあさっていた中国人バイヤーが消えた。

 

今でも天然ガスや石油を購入しているのは原子力発電を火力発電に変えねばならない日本位だが、ここへきて日本にとっては思わぬプレゼントをもらったようなものだ。 

  日本の各電力会社は電気料金の値上げをとどまった様だが、ガソリンの市場価格は高止まりのままだ。近いうちには安くなるのではと期待しているのだが