かくれ里

月曜日, 5月 25, 2015

中国経済の現状



中国の住宅事情については、販売不振でゴーストタウン化していると先日書いた。今度はこれまで好調だった自動車もマイナスに転じたようだ。中国の自動車メーカーはここ最近積極的な設備投資を行ってきた。年間の生産能力は3000万台と言われているが、メーカー在庫が溜まりだしているようだ。
 
中国の経済が停滞局面に入ったことは明白だが、それでも中国のGDP統計は相変わらず7%成長をうたっている。しかし、どう考えてもおかしい。
 
今の中国の、対GDP比の債務の増え方は日本のバブル期よりはるかに大きい。今後20~30年間、バブル崩壊の後遺症として停滞局面に苦しむだろうと言われている。
 
バブル崩壊後の経済は何処の国も同じで,中国だけが別だというはずはない。中国の成長の時代は終わった。おごれる者は久しからずか。