かくれ里

火曜日, 11月 17, 2015

日本のテロ対策


パリの同時多発テロは、日本にとってもテロ対策の大切さと難しさが判明した。来年5月には主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開かれる三重県では、危機管理責任者による緊急の会議が開かれた。
 
各国からのサミットへの出席者は、中部空港や名古屋駅を経由して訪れることが想定される。この会議で愛知県の鈴木知事は、サミットは政府主催なので警備関連予算の増額を国に求めて行きたいと述べた。
 
2020年開催する東京五輪・パラリンピックにとってもテロの未然防止は大きな課題だ。全国から召集する警察官に加え、民間の警備員も動員して、5万人態勢で警備にあたる計画だ。
 
普段から多くの人が集まるイベント会場や施設は、テロリストにとって狙いやすいと言われる。フランスでテロが起きたからといって、日本でも同様のテロが直ぐに起こるとは思わないが。テロへの備えをどうするかは、社会全体で考えなくてはなるまい。