貿易収支
日本の貿易収支はこのところ赤字が続いていたが、やっと黒字になったとの事だ。貿易収支とは、輸出量と輸入量の差額のことを云い、輸出が輸入を上回る状況を貿易黒字で貿易収支が好調を示すことになる。
貿易収支は毎月、財務省が貿易統計で発表している。貿易黒字が増えると円高へとつながる。逆に貿易赤字になると円安傾向になる。
貿易収支は実態を反映しやすいのでGDP速報値等の統計の基礎データーに使われているが、千葉在住の山崎次郎氏は、GDPの数値には1%ほどの誤差があり、わが国のGDPは経済の実態を表していないと言っている。
貿易収支だけを見ていても実際の経済は分からないということだろう。様々な対外経済取引のどこに線を引くかで国際収支の赤字黒字の大きさが変わって来る。経常収支は景気が良い時に悪化し、景気の悪い時に改善する傾向を持っているそうだ。ややこしい。
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