かくれ里

水曜日, 6月 29, 2016

過激派組織 IS


2年前、中東のイラクとシリアにまたがる国家「イスラム国」の樹立が話題になった。遠く離れたわが国では話題として報道されていたがあまり関心はなかった。

しかし、中東では大変な状況が続いている。世界は国家としては認めず「IS・イスラミックステート」と呼び、アメリカ軍主導の有志連合とシリアのとの三つ巴の戦いを行っている。

イラクは45%、シリアも20%の国土を占領されていたが、ISの力は全盛期に比べ弱まっている。だが、ISを壊滅させるのにはまだまだ課題が多い。

ISはシリアの内戦とイラクの政治の混乱に乗じて支配地域を広げてきた。だから、内戦を終わらせ政治の秩序を回復させなければ壊滅させることが出来ない。しかしどちらも見通しは立っていない。ISは、「報復の爆弾テロ」を支配地域以外の都市で起こしている。日本人も対岸の火事として見ていていいのだろうか