かくれ里

火曜日, 7月 05, 2016

バングラディシュ人質事件


イスラム原理主義というのは恐ろしい。バングラディシュの首都ダッカで起きた日本人7人が死亡する事件は残忍で許しがたい。この国では今回のような事件はこれまでなかった。

バングラディシュでは、最近治安の悪化と、イスラム過激派の活動が問題視され大規模な摘発作戦が行われていた。こうしたことに対しISの関連組織が外国人対するさらなる攻撃をほのめかしていた矢先の事件だった。

この国は人口の9割がイスラム教徒で、今の時期はイスラム教徒にとって重要な断食の月、ラマダンの最中に起きた組織的な犯行は現地でも極めて深刻に受け止められている。

バングラディシュには日本の企業も進出も増えているようだが、テロ対策は万善ではなさそうだ。日本人の安全をどう守っていくかは日本政府と企業にとって重い課題のようだ。