シーグライダー
北朝鮮が潜水艦からのミサイル発射に成功したようだ。水中からの発射は追撃が難しいそうだ。そこで今話題になっているのがシーグライダーだ。その外観はロケットに似ているが水中をゆっくり移動する。電力消費量が非常に少ないため何か月も海中にとどまることが出来る。
元々シーグライダーは、地球温暖化による氷河の変化を観察するために、ワシントン大学応用物理研究室が開発した海中ロボットだ。シーグライダーのおかげで以前には不可能だった多くのことが出来るようになった。
シーグライダーを使えば軍事情報も収集できる。敵に見つかることなく海面にいる船舶や近くを通り過ぎる潜水艦を特定できる。日本では軍事転用はまだのようだが、日本の技術をもってすれば近い将来可能だろう。
現在、シーグライダーの製造には約15万ドル程度の費用が掛かるそうだが、軍事用に転用できればその費用は非常に小さいのではと言われている。
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