COP22開幕
今月4日に発効したパリ協定について、その詳細なルール作り等に向けた最初の会合として「COP22」がモロッコで始まった。ただし、日本はパリ協定の国会承認を取り付けることに間に合わなかった為、今回はオブザーバーとして参加することになった。
他にも未締結国が多いため、今回はあまり具体的なことは決められない見通しのようだ。しかし、世界の気温上昇は予想以上の速さで進行している。手遅れにならないうちに対策を進めなければならないがCOP22で実効性の話し合いができるかだ。
パリ協定は各国を一つののテーブルに着けることを最優先にしている。だが、大まかなテーマは決まっているが、具体的なことはこれから決めなければならないのだ。
途上国の多くは資金や技術の支援が得られれば削減すると言っている。これにに対し、誰がどれだけの支援をするかは決まっていない。削減目標を達成したかどうかを検証する方法も決まっていない。地球温暖化対策の話し合いは一筋縄ではいかないだろう。
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