かくれ里

土曜日, 3月 04, 2017

磐之媛命陵



仁徳天皇陵をはじめとする百舌鳥古市古墳群がユネスコの世界遺産に登録されるかもしれない。大仙公園あたりには訪れる人が多くなって賑やかになるだろう。
 
16代仁徳天皇の子供3人が世代をつないでいる。すなわち、17代履中天皇、18代反正天皇、19代允恭天皇だ。3人の生母は磐之媛命である。彼女は葛城氏の娘で武内宿祢の孫にあたる。皇族外の身分から皇后となった初例とされる。
 
彼女の陵は平城宮跡近くにある。御陵が天皇と離れた場所にあるのにはエピソードがあるようだ。この御陵には、10数年前に佐紀路を歩いて平城宮跡へ行った折に訪れている。
 
御陵の隣は、先日の鳥見の折にマガモの写真を撮った水上池だ。10数年前にも池の周りを歩いていた。この頃にはかなりの距離を歩いても平気だったが、今は数百メートル歩いたら休まねばならなくなった。脊柱管狭窄症とは一生付きあうことになるのだろうか。