かくれ里

木曜日, 2月 23, 2017

格差社会問題


『富裕層上位62人=36億人』。と言う一寸びっくりする数字を聞いた。世界の大金持ちがどれだけの資産を持っているかという数字のことだ。すなわち富裕層上位62人の総資産は194兆円だそうで、世界人口のおよそ半数の人の総資産と同じだと言うのだ。
 
このように世界中で格差が広がっている。アメリカではトランプ氏がこのことを訴えて大統領になったともいわれている。世界中がグローバリゼションによって格差が広がったと言うのだ。日本でもこの格差は広がっているようだ。
 
グローバリゼーションとは、国内の価格競争が激しくなって、企業はコストの安い海外に工場を移転し国内経済の空洞化が始まる。それによって安い商品が出回って消費者は喜ぶが、多くの失業者が生まれ給料も上がらなくなる。
 
かって、日本は中間層が多く羊羹型の社会だと言われていた。しかし、バブルが崩壊して以来、貧富の格差はどんどん大きくなって貧困層と言われる世帯が増えている。アメリカではトランプ氏が改革を試みているようだ。世界では今大変革が始まろうとしている。日本はどうだろうか。