かくれ里

日曜日, 2月 19, 2017

原発問題


原子力事業で東芝が絶体絶命だ。原子力発電は、クリーンなエネルギーでコストも安いと思われていたが、米国のシェル革命のように、エネルギーの多様化が進む中コストの高さが認識されだした。
 
もちろん、事故が起きた場合は産業界ではまかないきれず、公的負担となって国民感情が受け入れられないだろう。このようなことから原発はいずれフェードアウトする運命だ。
 
しかし、一部の活動家が倫理問題を持ち出して即原発阻止活動をしているが、それよりも時間をかけてフェードアウトするのを選んだ方が国民にとっても企業にとっても納得できるのではないのだろうか。
 
原発事業は、廃炉や技術管理のために最小限の原発は残るだろう。その場合も、一部を国営化して、電力自由化の中でフェードアップすればいいと思う。