かくれ里

水曜日, 4月 19, 2017

自殺行為


自ら命を絶つ行為は望ましいことではないが、平和な国ニッポンにおいても年間かなりの自殺者があるようだ。自殺者本人にはそれぞれ事情はあるだろうが、他人を巻き込んだり、世間に迷惑をかけることは良くない。
 
先日の踏切事故は実に迷惑千万な自殺行為だった。遮断機の下りた線路上でもたもたしている老人を発見したら助けようとするのは人情だ。今回、気の毒にお亡くなりになられた52歳の男性は、助けようとして巻き込まれたのだと思う。
 
彼の同僚などの話では、優しい性格の人だったそうだ。きっと正義感の強い方だったのだろう。ご家族の気持ちを思えばなんとお悔やみ申し上げればよいかと思う。ご冥福をお祈りする。
 
 鉄道の人身事故で、列車が不通になったと言うニュースは夕方のラジオ放送で聞くことが多い。知人から、大半が通勤客の飛び込み自殺によるものだと聞いたことがある。計画的であれ発作的であれ多大な迷惑をかけることになる。“自殺するならよく考えての上で”と言いたいところだが、当人にはそんな余裕はないのだろう。