かくれ里

金曜日, 5月 05, 2017

何れが菖蒲か杜若


今日は端午の節句。この日には菖蒲湯を沸かす習慣がある。腰痛や神経痛を和らげる効果があるらしい。菖蒲の字は「ショウブ」とも「あやめ」とも読む。菖蒲湯などに使われる菖蒲はアヤメ科のハナショウブとは別の種である。              

アヤメ科の花には、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタなどがあってよく似ていて混同する。生育地で見ると、アヤメは陸上の乾燥地に生息。カキツバタは水湿地に生息する。
 
開花の時期はアヤメが5月初め頃、カキツバタが5月初旬から中旬、ハナショウブは5月中旬から6月下旬に咲く。花の色もそれぞれ特徴がある。
 
カキツバタ(杜若)は、住吉区の花に指定されている。住吉神社近くの浅沢神社の周辺はこの花で紫色に染まる。傍を通ったのでスマホで撮ってきた。