かくれ里

水曜日, 8月 23, 2017

8Kスーパーハイビジョン



馬場町の大阪歴史博物館に於いて開催のあった「放送新技術セミナー」にTさんと行ってきた。「これからのテレビが持つ魅力と可能性」という講演で、4K・8Kの実用放送に向けてスケジュールや技術的な話だった。
 
現在、各メーカーから4K対応のテレビは発売されている。しかし、2018年12月に実用放送が始まっても専用のチューナーを追加しなければ受信できない。国は、2020年には4K・8Kが普及し、多くの視聴者がスーパーハイビジョン番組を楽しんでいるとの目標を立てているようだ。
 
4K・8K放送は衛星放送のみで、地上放送は今後もずっと現行のままだ。果たして衛星放送を観るためにテレビ受像機の買い替え需要がどれほどあるだろうか。疑問だ。
 
講演が終わって、会場の隣のNHK大阪放送局の9階で放映中の8Kテレビを観に行った。丁度高校野球の決勝戦が放送中だった。4Kテレビの画像はこれまでに何度か見ているが、そんなに美しいとは思わなかった。しかし8Kは素晴らしかった。値段が手ごろであればほしいとも思った。でも、庶民には手の届かない販売価格になるのだろう。 (デジカメで撮った画像を添付する)