かくれ里

月曜日, 11月 13, 2017

大成功


国際宇宙ステーション(ISS)は、地球の周りを高度約400㎞、時速2万2000kmで飛んでいる。条件が良ければ肉眼で見ることは出来るが撮影は難しい。それを月と重なる瞬間を捉えた写真がJAXAのホームページに掲載された。
 
添付の写真は、アメリカのフロリダ州で撮影されたものだ。秒速7.7kmという猛スピードで飛ぶISSを、月と一緒に収められるタイミングは不可能に近い。このタイミングを偶然に捉えることはまず無理だ。
 
撮影者は、ISSが月の前を横切る瞬間の時間を割り出して撮影に臨んだそうだ。撮影に用いた機材はNikonのカメラとレンズ。撮影モードは不明だが計算の上だろう。
 
撮影に成功したのはフロリダに住む17歳のクラウド少年と聞いて二度びっくり。クラウドさんは通過の瞬間を、秒間5枚の連写で撮影したところ、見事に撮影に成功したものだ。