鯖街道
若狭から京都間の若狭街道は、鯖街道としてよく知られている。小浜から熊川を経由して滋賀県の朽木を通り京都の出町柳に至る道です。
経由地として栄えた熊川宿は、江戸時代初期から中期にかけて特に発展した。200戸ほどの集落となり、今も100戸ほどがそのまま残っている。以前この近くの山歩きをした折に立ち寄ったことがある。
これ以外にも鯖街道と言われるものは多くある。京都と小浜の間の多数の峠を越えて鞍馬街道に至る道や、小浜から京都の高尾につながる周山街道。美浜から滋賀県のマキノへ抜ける栗柄越えも重要な街道だ。
日本海でとれた新鮮な鯖が京の都に着く頃には、丁度良い塩加減になったと言われ、京都の食文化の中に今も生きている。
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