かくれ里

木曜日, 11月 02, 2017

特別国会


衆議院選が終わり、特別国会が召集され、安倍氏が第98代総理大臣に選ばれた。全閣僚が留任となり、皇居での認証式を経て、自民党、公明党連立の第4次安倍内閣が発足した。国会の会期は12月9日までの39日間となる。当初与党は8日間を主張していたが、野党側の要求を受け入れた形となった。議長には、自民党の大島氏が引き続き選任された。副議長は立憲民主党の赤松氏に決まった。
 
これまで総理大臣に4回以上指名されたのは、伊藤博文と吉田茂だけで、安倍晋三氏は3人目である。安倍政権の基盤は盤石だが、長期安定政権ゆえの落とし穴に注意する必要があると指摘される。
 
一強体制による「驕り」や「緩み」に関しては、安倍総理も強く意識しているようで、「謙虚」という言葉を繰り返している。先の通常国会では、答弁の様子などが政権与党の驕りと捉えられ、支持率低下に繋がったとされているので、今国会の対応が問われる。
 
安倍総理は、5日に来日するトランプ大統領との首脳会談で、挑発行為を繰り返す北朝鮮への対応を巡り話し合う。スケジュールが詰まった中で、憲法改正草案の国会提出の準備も進めている。