かくれ里

金曜日, 1月 05, 2018

儒教


孔子を始祖とする儒教のことは聞いたことはあっても殆ど理解していなかった。ところが、年末に買った「日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか」というタイトルの本を読んで少し理解が出来た。
 
ケント・ギルバート氏と石平氏の対談を、編集し書かれたこの本を正月の間に読んで目からウロコが落ちた。両人は、儒教はきれいごとを言うが、日本と、韓国や中国との解釈の仕方が全く違うというのだ。

  儒教は中国で生まれたものだが、万民に対する愛というものは中国にも韓国にも全くなく、自分の一族あるいは自分の派閥とか関係者に対する情はあるが、それ以外に対してはない。キリスト教でいう愛とは決定的に違うのだ。
 
 儒教の教えは簡単には理解できないが、日本人と中国・韓国人との解釈の仕方がかなり違うということは分かった。