かくれ里

水曜日, 1月 30, 2019

サ高住


サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅のことで、主に民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅である。有料老人ホームと異なり、軽度の要介護者を受け入れている。日中は生活相談員が常駐しており、生活支援サービスを受けることが出来る。介護が必要な場合は訪問介護などとの個別契約が必要となる。
 
 月額費用は、家賃、管理費(共益費)として5~25万円程度で、食費、光熱費は別途必要。その他にも、介護保険の自己負担分などの別途費用なども必要です。居室の広さは原則25㎡以上と基準が決められている。夫婦で暮らせる広めの居室があるところもある。
 
 サ高住は、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることを実現する為の施策として、2011年に創設されたものだ。国からの補助金制度もあり、施設は増加しており、入居申し込みからの待機時間が比較的短くなっている。
 
 先日、NHKの“人生100年時代を生きる”という番組の中の「終の住居はどこに」で、サ高住についての放送をしていたが、色々な問題があるようだ。長生きはしたいが、出来ることなら生涯自分の家で暮らしたいと望むのは皆同じであろう。