かくれ里

火曜日, 2月 19, 2019

廃用症候群


廃用症候群について初めて知った。病気やケガで長期間安静状態を続けると、身体能力の低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のことを言う。特に高齢者はその現象が顕著で、この症状が現れることがあるそうだ。
 
 よく似た症状に、ロコモティブシンドローム(ロコモ)がある。国は、メタボリックシンドローム(メタボ)の次に国民に浸透させようとしている言葉である。但し、廃用症候群はロコモとは違うものらしい。
 
 発症の原因は過度の安静状態を続けることで、筋肉や関節、臓器の運動能力が低下する。思うように動けなくなって外出もしなくなり、さらに身体能力に衰えが生じる。
 
 このような症状になった時は自力で動く機会を多く作ることだ。付きっ切りの介護は避けた方が良いそうだ。症状によっては薬物治療が有効な場合もあるが、専門医の指導の下、リハビリを行う必要がある。