重大な岐路
秩序ある離脱か、合意無き離脱か、イギリスは今重大な岐路に立っている。イギリス議会は13日朝、離脱の条件を定めた協定案が否決された。メイ首相の戦術は功を奏さず、メイ首相はまさに崖っぷちに追い込まれた。
EUとの合意案が否決されたことを受けて、首相は「合意無き離脱」を認めるかどうかを議会に諮った。なんの合意のないまま離脱となる可能性もゼロではないが経済への打撃は大きく混乱を招くとして否決された。
そうなると今度は離脱延期の是非をめぐって採決が行われることになる。ここでも否決されると合意無き離脱になってしまうため離脱延期となる可能性が高い。
離脱延期となれば、国民投票をやり直してEUに残留する道を選ぶ可能性もある。しかし、この場合も簡単ではない。迷走するイギリスの行方に注目だ。
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