新年度予算案の審議
平成31年度予算案は、一般会計総額101兆4564億円となり、3月2日未明に衆議院本会議で可決された。当初予算としては100兆円の大台をはじめて越えた。
4日、参議院予算委員会では31年度予算案の実質的な審議が始まった。その結果、憲法の衆議院優越規定に基づき年度内の成立が確定した。
今国会でスポットライトを浴びたのは、統計をめぐる問題だった。毎月勤労統計調査が長年不正な手法で行われていた。その後厚生労働省の対応などが議論となり、野党側は総理大臣の関与があったのでは等、論点は広まっていった。
今月は、統一地方選挙の知事選などが告示される。夏には参議院選挙を控え与野党の対決色は強まっていく。論戦を見ている国民の関心と疑問に答えられるかだろう。
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