かくれ里

水曜日, 12月 02, 2020

「はやぶさ2」まもなく帰還

 

12月6日、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に帰還する予定だ。「はやぶさ2」は、3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」から採取した砂を持ち帰り、オーストラリアに着地するという。

   世界初のサンプルリターンを達成した初代『はやぶさ』は、通信が途絶えたり燃料電池が故障したりとトラブル続きだった。だが、2014年12月3日に宇宙へ飛び立った二代目は、大きなトラブルもなくミッションを完遂しそうだ。

   今年10月から始まった軌道修正は何度か繰り返し、12月5日昼過ぎ、サンプル回収の期待のかかるカプセルを分離し、本体は最後の軌道修正をもって地球圏を去っていく。

   カプセルは超高速で大気圏に再突入し、高度約10㎞でパラシュートが開き、12月6日2:003:00頃、オーストラリアに着地する。ビーコンなどで位置を特定して回収する。多分成功するだろうが、それにしてもすごいことだ。