かくれ里

金曜日, 3月 05, 2021

その後のミャンマー

 2月1日のクーデターからひと月あまりたったミャンマーだが、民衆のデモは拡大し、死者の数も増えている。

 最高顧問のアウンサンスーティー氏と大統領は拘束され、軍出身の副大統領が暫定大統領となった。また、ミン・アウン・フライン国軍総司令官に全権力が移譲され、事実上の国家指導者となった。

 事実上の国家指導者となったミン・アウン・フライン氏には、立法、行政、司法の三権が移譲され、ただちに国家行政評議会を設立しその長に就任した。これまでの閣僚はみな解任され、新たに11人の閣僚が任命された。

 経済成長が見込まれていたミャンマーへは、日本からも多くの企業が進出しているが、今後のミャンマーが心配だ。国連初め国際社会は、今後の状況を注視しなければなるまい。