かくれ里

土曜日, 10月 16, 2021

カエデ

 

添付写真はカエデの果実である。世界にはおよそ130種のカエデが存在するが日本には自生種で27種存在し、園芸種は120種以上あるそうだ。日本のカエデとして代表されるのはイロハモミジだが、福島県以南の山野に自生するが、園芸種としても栽培品種が多いようだ。

   カエデはムクロジ科の落葉高木の総称だが、モミジとも呼ばれる。一般的に葉の切れ込みが深いものを「モミジ」、葉の切れ込みが浅いものを「カエデ」と呼んでいるらしい。

    花は風媒花で、花弁はあまり目立たないが、果実は脱落するときには空気の抵抗を受けて回転し、滞空時間を稼いで風に運ばれやすくなっているのだ。

    紅葉を訪ねて、これまで山野を歩いているが、カエデの花も果実も見たことはない。機会があればイロハモミジの果実を見てみたいものだ。