かくれ里

土曜日, 9月 25, 2021

藤井聡太三冠が注目

 

将棋の藤井聡太さんが史上最年少で三冠を達成した。将棋界には8つのタイトルがある。現在プロ棋士は 180人ほどいるが、毎年行われる予選を勝ち上がった棋士がタイトル戦に挑戦出るのだが、勝ち上がるだけでも大変なのに複数のタイトルを同時に保持するのは実力者の証だ。

 過去に三冠を達成した棋士は、藤井さんを含めて10人しかいない。現役棋士では5人。これまでの最年少記録は羽生善治九段で、22歳3ヵ月だった。藤井さんは19歳になったばかりだから、史上初めて10代の三冠棋士が誕生したことで注目されている。

 このブログでも、藤井さんのことは何度も書いているが、2017年6月27日には、デビュー以来負けなしの29連勝して歴代連勝記録のトップになったことを書いた。この時点で僕は、『これは本物だ』と書いている。

 かっては、羽生善治さんが7大タイトルを独占する一強時代が長らく続いた。最近は、藤井聡太さん、渡辺昭さん、豊島将之さん、長瀬拓矢さんの4人がタイトルを奪い合う4強時代になっているようだ。10月からは竜王戦が始まるが、このタイトルを藤井さんが獲得すると、年内にも藤井4冠が誕生するかもしれない。注目だ。